小平市に整備案を提出しました!

令和3年9月から令和4年1月まで実施した3回の公園デザインワークショップとワークショップ報告会、そして令和4年3月に行った隣地住民意見交換会を経て、公園整備の最終案がまとまりました。ワークショップの運営や資料の作成は、すべてランドスケープデザイナーの鈴木氏がしてくださいました。その後、令和4年6月2日に、鈴木氏が、その整備案を小平市に提出し、また同時に担当課と会議を行って、その内容について調整してくださいました。

周辺住民の方々へもお知らせしました

また、令和4年7月下旬ごろに、周辺にお住まいの方々にも、市へ整備案を提出したことについて、下記資料を添えて、ポスト投函にてお知らせしました。お知らせした範囲は、以前アンケートに124通のご回答をいただいた際と同じ範囲です。

市に提出したのは、次の資料です。

市民ワークショップ報告資料(pdf)
公園計画案(pdf)

以下は、上記資料から内容を抜き出したものです。


市民ワークショップを開催しました

「旧佐川邸の公園化を考える会」では、近隣住民アンケートをふまえて作成した公園計画案を
もとに、令和3年9月から12月にかけて3回にわたって、ランドスケープデザイナーの鈴木氏のご協力のもと、市民ワークショップを行いました。

第1回ワークショップ(9月19日)

ワークショップ全体の流れ、これまでの経緯、計画地に関する条件等の説明の後、現地の確認を行いました。
その上で、3つのグループに分かれて、公園のテーマ、どんな公園にしたいか、計画案についての意見、公園に必要なもの・あるといいもの等について検討しました。

第2回ワークショップ(10月23日)

小平市からの「ふるさと納税」についての説明と質疑応答、第1回ワークショップの振り返り、身近な公園事例の紹介の後、2つのグループに分かれて、公園整備に向けた課題、計画案に加えて具体的に必要なもの、災害時に必要なもの、みんなで使うためのルールづくり、公園の維持管理等について検討しました。

第3回ワークショップ(12月11日)

「ふるさと納税」についての経過報告、第2回ワークショップの振り返り、身近な公園における試みの事例紹介の後、参加者全員で、計画案についての意見、公園整備のあり方、完成後の維持管理・活用の関わり方、みんなで使うためのルール等について検討し、3回のワークショップのとりまとめを行いました。

ワークショップを経て作成した整備計画案について、ワークショップ報告会(令和4年1月1
6日)と近隣住民意見交換会(同年3月26日)で頂いたご意見も反映した次の整備計画案を、令和4年6月に小平市に提出しました。

整備計画案

公園コンセプト

「ここちよく、しなやかさのある公園」

※住民の心身の健康を支え、生きものに良好な環境を持ち、柔軟な利用ができる公園

① 住民に親しまれ、誰もが気軽に訪れることができる地域コミュニティの拠点とする。

【ワークショップでの意見】

  • 野鳥が来る自然豊かな公園にしてほしい
  • 暑い日などに休める日陰や多目的の広場を作ってほしい
  • 住民が使える掲示板や倉庫を設置してほしい

② 合気の聖地として、佐川先生の思いを知ってもらう。

【ワークショップでの意見】

  • 道場のあった場所が分かるような石を設置してほしい
  • 佐川先生が道場で座られていた場所に顕彰碑を置きたい(右図:顕彰碑案の例)
  • 公園の由来や道場の場所等を案内板に表記してほしい


③ 防犯・防災機能を持ち、安心・安全に利用できる。

【ワークショップでの意見】

  • 防犯のため見通しを良くして明るい夜間照明を設置してほしい
  • 災害時に生活用水を確保できるように災害用井戸(右写真:他公園の例)を設置してほしい
  • 防災倉庫、防災ベンチを設置してほしい

住民アンケート結果

公園計画案について、近隣の皆様へのアンケートを令和3年2月に実施したところ、124通のご回答をいただきました。

佐川道場跡地の公園化のための佐川先生に関する説明

提出資料には、木村達雄筑波大学名誉教授による、佐川先生に関する説明(こちらに掲載しています)も貼り付けています。